【速報】モバイル向けの新しいSDK「Amplify iOS & Amplify Android」が公開されました! #reinvent

【速報】モバイル向けの新しいSDK「Amplify iOS & Amplify Android」が公開されました! #reinvent

Clock Icon2019.12.05

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Amplify iOS & Amplify Android

re:Invent 2019が開催中の本日、ネイティブアプリ用の新しいSDK Amplify iOSAmplify Android がプレビューにて公開されました!

これまでAmplify Frameworkとして提供されてきた「Amplify JS」のネイティブ(iOS/Android)版と言えます。

Amplify iOS & Amplify Androidとは?

Amplify iOS & Amplify Androidはセキュア&スケーラブルなサーバーレスアプリケーションを作るためのオープンソースフレームワークです。

以下の機能を持ちます。

  • Analytics
  • AI/ML
  • API (GraphQL & REST)
  • Datastore
  • Storage

また、主にAPIクライアントのコードは自動生成することができますが、こういったユースケースにも対応します。

「宣言型インターフェース」というアプローチ

Amplify iOS & Amplify Androidは、モバイル開発者が「抽象的なインターフェースを使用して、プログラムでベストプラクティスを適用できる」ように「宣言型インターフェース」を提供します。

つまりベストプラクティスにしたがい、少ないコードで実装することができ、開発サイクルを短縮化することができるように設計されています。

Amazon AI/MLサービスとCoreMLフレームワークを統合!

iOS向けのSDKには Predictions category つまり予測に関する機能も積極的に採用されており、iOSアプリで簡単にAI/MLの機能を追加できるようになっています。機械学習の経験なしでアプリ開発が始められるわけです。

具体的には翻訳、テキストから音声への変換、画像認識、文字起こし、インサイトが行えます。これらの機能にはAmazon Rekognition、Amazon Translate、Amazon Polly、Amazon Transcribe、Amazon Comprehend、Amazon Textractなどのサービスを活用しています。

iOS用のPredictionsライブラリは、 Amazon AI/MLサービスとCoreMLフレームワークの両方を活用 して、非常に高い精度の結果セットを統合します。さらに、インターネット接続を検出し、オンラインとオフラインによる推論をシームレスに切り替えます。オフライン推論は、画像内のラベルの検出、言語と構文の識別、テキスト内のエンティティ・キーフレーズの検出などのユースケースでサポートされています。

ドキュメントも充実!

早速、使い方に関するドキュメントが公開されています。開発者に非常にやさしい内容になっていますので、ぜひ参考にしながら使っていいきましょう。

プレビューにて利用を始められます!

これまでのAWSサービスのモバイル向けSDKは、どちらかというと「AWSのサービスを呼び出すクライアント」という役割の面が大きかったですが、特にAI/MLについてはCoreMLフレームワークと統合するなど、よりモバイルアプリ開発というコンテキストにフォーカスした機能が提供されているように感じました。ぜひ活用してモバイルアプリ開発にイノベーションを起こしましょう!

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